CIVIC TECH FORUM 2015 特設サイト

Civic Tech Forum 2015

 市民からのIT活用により社会課題の解決を図る「シビックテック」という動きが広まっている。しかしながら、以前からそうした課題に向き合っている人々とのつながりが薄いために、力を発揮しきれない現状も指摘されていた。ともするとITという「手段」に走るシビックテックの担い手に地域の実情を、また、地域で地道な活動を続けている人に、ITを駆使し具体的な何かを作り出せる存在(シビックテッカー)への理解を深めてもらうことで、よりよい社会を生み出すきっかけ作りのためにCIVIC TECH FORUM 2015(2015年3月29日)は開催された。

 個々のセッション内容はこの下で取り上げているが、CIVIC TECH FORUM 2015では講演を聞くだけでなく、登壇者と参加者、あるいは参加者同士による交流・参加を促す仕掛けを随所に施した。

 3会場のうち1会場を交流スペースにした。Ask the Speakerのコーナーは畳敷きとし、くつろいだ雰囲気の中で登壇後のスピーカーとディスカッションが繰り広げられた。また、日曜日開催ということもあり、子どもも楽しめるキッズスペースや電子工作の体験コーナーも用意し、親子連れの参加者にも便宜を図った。さらに、参加者自らがディスカッションしたいテーマを掲示し、それに興味をもった人が集まる対話・討論の手法「アンカンファレンス」も大規模に行われ、誰もがこのイベントの主体として積極的な発言と相互交流が生み出された。

 シビックテック自体はまだまだ発展途上の取り組みであるが、2015年の春というこのタイミングで、IT側の人間と、周辺領域の人々との相互理解が深められたことは大きな成果だったといえる。(finder主宰・CIVIC TECH FORUM 2015 運営副委員長 本田正浩)

講演やセッション以外の見どころ


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